聖書と共に
くりすますをよろこぶ
クリスマスをよろこぶ
2018年度 主題聖句
『愛する者たち、神がこのようにわたしたちを愛されたのですから、
わたしたちも互いに愛し合うべきです。』
(新約聖書 ヨハネの手紙一 4章11節)
年主題 「イエスさまと共に生きる 〜愛の交わりの中で〜 」
12月の聖句 「学者たちはその星を見て喜びにあふれた。」
(新約聖書 マタイによる福音書 2章10節)
12月の主題 「喜び合う」
・イエスさまのお誕生の意味を知り、共に喜びをもって待ち、礼拝をする。
・心を合わせて、喜びや感謝や賛美の表現をする。
・社会や世界の出来事を身近に感じながら、自分たちにできる分かち合いや
愛のわざを考える。
『クリスマスをよろこぶ』 園長 山田 雅人
子どもたちの演じるイエス・キリストの誕生劇は、とても可愛く、心がなごみます。ところが、実際のイエスの誕生には、明るい感じは皆無です。父親は貧しい大工、生まれたのは馬小屋、赤ん坊イエスは家畜の餌箱に寝かされました。親族は誰も祝いに来ず、お祝いに駆けつけたのは、卑しい職業とされていた羊飼いと、差別されていた外国人の学者たち(12月の聖句参照)でした。貧しく、汚く、弱く、暗いイメージです。
でも、もしイエス様がお金持ちの王様だったら、あるいは力で人をねじ伏せるような威張った人だったら、どうだったでしょう?イエス様が弱い人、貧しい人のところに「大丈夫ですか?」と来てくれる人だったから、みんなイエス様が好きなのだと思います。だから生まれた時もそういう生まれ方をしたのだと思います。
クリスマスの出来事に出会うことで価値観が変えられます。今まで大切にしていたものは大切ではなく、今まで軽んじていたものに価値を見出すのです。クリスマスを迎えて私たちは何を大切にするか、何が気高いのか、思いを新たに、価値観を変えて、新しい年を迎えたいと思います。
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投稿日:2018年12月1日() 閲覧回数:653