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列王記上 10章 1〜13節 「豊かさの基準」 山田 雅人 2018.7.8

▼列王記にはダビデ王の最期から、王位を継いだソロモンの治世に始まり、紀元前6世紀のバビロン捕囚で南ユダ王国が滅びるまでの、約400年のイスラエルの歴史が記される。歴代の王たちはバアルなどの異教崇拝に傾き、それぞれの時代の預言者らは「唯一の神ヤハウェを信じる信仰」に立ち帰ることを語り続けたが、大部分の王たちは彼らが神から託された言葉に耳を貸さず、権力と富による支配を追求した挙句、滅んでいく。
▼列王記上10章はソロモンの繁栄と富を記す。彼の名声は、外国との貿易により周辺諸国に知られるようになる。シェバの女王がソロモンの噂を聞いて「難問を持って彼を試そうとしてやって来た」という話は、彼女がソロモンの知恵と宮殿の素晴らしさに圧倒され、彼を称賛したという描き方がされているが、訪問の真の目的は貿易問題であろう。彼女が沢山の土産を持ってソロモンを訪ねたのは、貿易競争を調整するための外交交渉のためだと思われる。この物語は、ソロモンの政治家としての知恵と才覚を物語る一つのエピソードとして伝えられていたのだろう。
▼11章からは急転直下、ソロモンの没落が記される。11章の始めには、ソロモンは「多くの外国人の女を愛し」、「心を迷わせ、彼らの神々に向かわせる」ことになる。唯一の主なる神ヤハウェを信じる信仰から離れ、異教の神々を信じるようになり、彼は没落する。ソロモンを皮切りにこの後続いていくイスラエルの王たちはことごとく、多くの外国の偶像の「憎むべき神」に従い、「主の目に悪とされることを行う」ようになっていく。
▼列王記はそれぞれの王に対し、「彼らが神に対していかに生きたか」を必ず記す。我々の生涯にとって究極の問題は、神に対してどのように生きたか、であるということだ。それぞれの王のこの世的な業績も様々に記されるが、この歴史書の眼目は、ただその人が神に対していかに生きたか、ということなのだ。「熱情の神」とも言われる神は、ある時は王らに自ら警告し、ある時は預言者にご自身の御旨を告げさせ、その誤りから引き戻そうとされた。我々もその神の声に聞くことが求められている。
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